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完璧主義


こんにちは!!capimacoの松本です。

 

今日は、完璧主義について、、、

 

完璧主義とは一言で言っても

色んな定義があると思うのですが、

ここでは自分の中にある枠の基準があり、

「そうでなきゃいけない」に縛られている人のことを言います。

 

例えば完璧主義の人は、

一見すごく理想が高く見えます。

それは、自分に対しても。

そして、相手に対しても。。。

 

そしてそこに当てはまらないと 

イライラして、

自分をダメな人間だと思ってしまうし、

相手に対しても幻滅してしまったりします。 

 

一見とても傲慢に見えますが、

完璧主義の人って実は不安がいっぱいで

「その枠」が自分の身を守る道具だったりします。

 

「その枠」にはまっていればきっと安心、

自分の心配事は無くなるはず、、、と

何の保証もないお守りを持っていないと 

いられない位に不安なのです。

 

何に不安なのかというと、 

自分自身と自分の人生に対してです。

 

だからこそ流れに身を任せたり、

 相手との間に生まれる未知のものを楽しむことが出来なくなってしまいます。

 

何かをやるとしたら失敗はしたくない。

だから準備に準備を重ね、 

常に頭を使って考えていたり、

ガチガチでリラックスしにくいのです。

ストレスも溜めやすいし、怒りも出やすい。

 

そして十分な準備がなければ

何かを始めることもすごく恐いから 

いつまでも新しい一歩を踏み出せないのです。

 

そして自分ではわかっていない人は、

周りの人がその枠にはまってくれたら

全部上手くいくのに、と思ったりもしてしまう。。。

 

彼がこうだったらな。。。

周りが認めてくれたらいいのに。。。

親がこうしてくれたら。。。

 

人を自分の枠にはめ込もうとする。

 

違うのです。 

そこが問題ではないのです。

 

まずは自分がどうしたいのか。

そしてそれに向けて行動を少しずつでもすること。

例え周りがはじめは変な目で見ても続けることです。 

 

と言っても、それはほとんどが自分の思い込みの枠なので、

実際は違うかもしれません。

それはやってみなければ何もわからないのです。

 

そして変な目で見られたとしても、

自分の思うように上手くいかなくてみっともなくても、

その経験なしでやりたいことがいきなり上手くいく人なんて、

ほとんどいないと思います。

 

自分のやりたい事で成功して羨ましいと思う人も

きっと何度も失敗して自分のみっともなさを感じて

それでも行動したから今があるんだと思います。

 

完璧主義の人はほとんどが1度で上手くいかそうと

準備をし続けて行動しないか

1度壁にぶつかっただけで諦めてしまうかなので、

チャンスも巡ってこないし、

どんどん逃がしてしまうのですよね。

 

もったいないですよね。

 

でもその自分のこだわりって、

頭の中だけで考えていても本当に独りよがりで、

なんでも世に出してみないとわからないのですよ。

 

ビジネスなんて特に、

試しに出して、お客様の反応を見ながら

どんどんブラッシュアップして、

磨き続けるもので「完成」なんてないと思います。

自分で限界を作らない限り、

いくらでも質を上げていける。

 

これは「自分」も同じではないでしょうか。

「自分」を枠にはめるのは自分の可能性を見くびっているし、

相手の可能性も見くびっているということ。

 

本当にもったいない人生になってしまいます。

自分の想像を超える事があるから

人は感動出来るのだと思います。

それを閉じ込めてしまっているなんて

人生の醍醐味を捨ててしまっていると同じです。

 

その「枠」は幼少期に出来たもので、

なかなか取りにくいかもしれないけれど、

でもまず意識して見つめていけば必ず解放されます。

 

一緒に解放させていきましょう。