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出来ることから1つずつ


こんにちは!!capimacoの松本です。

 

あるビジネス本にのっている、

一見シュールなお話を1つご紹介します。 

 

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ある朝早く、1人の男が打ち寄せる波を見ながら、 

海岸を歩いていると、数え切れないくらいの 

ヒトデが砂浜に打ち上げられ、

日干しになって死にかけていることに気がついた。

 

その異常な光景にしばし茫然としていると、

ふと遠くの方で

若い女性が1つ1つそのヒトデを 

拾い上げては、海に向かって投げ返している姿が目に入った。

 

男はその女性のところまで近づいていき、

こう声をかけた。 

 

「そんなことしたって時間の無駄じゃないですか。 

こんなにたくさんのヒトデがあるのに、そんなことして

いったい何の意味があるんですか?」

 

すると、その女性は足下にあったヒトデを1つ拾い上げると

思いっきり海に向かって投げ返し、

「あのヒトデにとっては意味があったわ」

と言ってさらに足元のヒトデに手を伸ばした。

 

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・・・なんともシュールな絵が浮かぶお話ですね。

 

あなたはこの話を聞いてどう思われましたか? 

 

女性の最後の言葉が印象的でした。

「あのヒトデにとっては意味があったわ」 

 

人の目を主観として、 

たくさんの死にかけているヒトデを

目の前にして、

「こんなにたくさんあるから全部助けるのは無理!」 

とあきらめて何もしなければ、

ヒトデは1匹も助かりません。

 

でも主観をヒトデにすると、

助けられたヒトデにとっては、

ものすごく大きな意味があったわけです。 

 

意味があったどころか、

死ななくて、生きることができたわけです。

 

この話を、ヒトデ=問題としてみてください。 

 

となると、

たくさんの死にかけているヒトデ=たくさんの問題、

と見ることができます。

 

人は問題が大きすぎると、諦めたり、開き直ったりしてしまいがちです。

 

諦めるのは簡単ですし、いつでもできます。

 

でも、

「目ののできる事からやる。」

という選択をすることもできます。

 

たとえ、あきれるくらいたくさんの問題があったとしても、

とりあえず1つずつ、ゆっくりでもいいから

行動を起こしていく、という選択です。

 

1つの行動で1つの小さな問題を解決できたとしても、

それは大きな1つの問題のうちの、ほんの一部かもしれません。

 

でも、問題が大きすぎるからといって、

1つも行動を起こさなければ、何も変わりません。

 

行動を起こさない限り、問題は解決しません。

 

出来ることから1つずつ、クリアしていきませんか?